売り込みが苦手。お願いすると、自分が押し売りしているように感じる。だから、値段の前で言葉が小さくなります。
その感覚は、弱さではありません。相手を雑に扱いたくない、という気持ちです。ただ、設計がないと、その気持ちが沈黙になります。沈黙したまま終わると、相手は興味があっても、次の一歩が分かりません。
気後れは、性格ではなく順番
お願いが重いとき、相手に足りないのは覚悟ではありません。まだ安心が育っていないことが多いです。先に安心。その次に、変わったあとの絵。お願いは、いちばんあとです。
この順を守ると、同じ人でも案内できます。勇気が急に増えるわけではありません。言う場所が、相手の準備のあとに来るだけです。気後れを性格の問題にすると、直しようがなくなります。順番の問題にするなら、今日から置けます。
値段の前に、変化の絵を一緒に見る
値段を先に置くと、相手は金額だけを見ます。その前に見るのは、この人の夜が、半年後にどうなっているかです。うまくいく未来だけを大きくしないでください。今の生活のまま、何が一つ楽になるか。そこが見えると、金額は「高い・安い」ではなく「この変化に対していくらか」になります。
たとえば、「月に2人、自分の言葉で相談を受けられるようになる」。この絵が先にあれば、値段は唐突ではありません。絵がないままの金額は、どんなに正しくても重く感じます。
保留は、拒絶とは限りません
「考えます」は、嫌いと言われたことではありません。家族に話す言葉が、まだないだけ、ということもあります。追いかけるより、暮らしの変化を短く書いて渡すほうが、相手は自分で決めやすくなります。
やさしいセールスは、頼まないことではありません。安心と期待を育ててから、お願いする順番を守ることです。
次に読むなら、好きを仕事にしたい人の、ひとりビジネスは届ける順番で立つです。